ピアノをお勧めする理由
”繰り返し”が子供の脳を鍛える
ピアノを演奏するということは
①楽譜を目で見て
②脳がその情報を理解して、身体各部に指令を出し
③指をコントロールしてピアノを弾き
④イメージ通りの音になっているか耳で確かめつつ、目は次の音符を追いかける
この4つの動作の流れを瞬間的に連続して行っています。
ピアノを弾くと頭が良くなると言われているその理由は脳トレーニングなんです。
ピアノを弾く子供の脳はワーキングメモリーと呼ばれている能力が
発達し、演奏時に両手をコントロールするので、脳全体が活性化します。
人間の脳というのは、繰り返し思考することで深まっていきます。
子供には時間をかけてじっくり考える習慣を身につけさせることが必要です。
繰り返しは大切です。人間は繰り返し行うことで、微妙な違いがすぐわかるようになったり、
ほかの人が考えないようなことを思いついたりする。
ヤンキースのイチロー選手が毎日カレーを食べ、同じ練習メニューを繰り返す、という話は有名ですけど、繰り返したことで違いがわかる才能が生まれるわけです。
ところが、同じことを何度もやるのは無駄、と考えがちですね。
でも、ピアノの練習で同じ練習を繰り返した子は、理解力がついて頭がよくなります。繰り返し練習することは、正しく物事を判断する能力を鍛えることにつながります。
脳を鍛えることによって、勉強やスポーツだけでなく、あらゆる場面で力を発揮します。
公開日:
最終更新日:2014/12/14